Nortonは重いのでKasperskyを試してみる
パッチ †
『Kasperskyのセキュリティ製品に脆弱性、最新版にアップデートを』にあるように、 セキュリティ対策ソフトにセキュリティ・ホールがあるという 笑うに笑えない状況になっている。 登録ユーザーにはちゃんとジャストシステムからメールが届いており、先日リリースした Windows Vista対応版では対策を行っているので、これと入れ替えてくれ、とのこと。
自宅ではWindows Xpのまま使っているので、更新版が出ていたのは知っていたが、 放置していた。 早速、更新用ファイルをダウンロードするために、メールに書かれていた アドレスでWebページを読んでからダウンロードする。
いざ、インストールを始めて最初に表示されるメニューの「インストールの前に」というドキュメントに
- 最初に今のバージョンをアンインストールする必要がある
- アンインストールするときに、再インストールできるようにアクティベージョンの設定などを残して置くようにする
などの手順が必要なことがわかった。どうしてWebページにこのような手順が書かれていないのか理解に苦しむ。
気を取り直して、アンインストールを実行しようとすると、またもや「先に終了して下さい」というダイアログが出る。 一般のアプリケーションならまだしもウィルス対策ソフトを終了できるのか?と 思ったが、タスクトレーのアイコンから終了メニューを選ぶだけのようだ。 もっとも、私が Kaspersky の設定変更にパスワードを設定していたからかもしれない。
いずれにしても、普通の人に上記のような作業をやってもらうのは無理がありそう。
リンク †
優位点 (Nortonと比較) †
- ファイルを右ボタンクリックでメニューを出す場合の待ち時間が短い
- 有効無効を切り替えたときのリアクションが早い
問題点 †
- Visual Studio 2005で Build すると、devenv.exe が RootShellだと警告される。信頼するオブジェクトに入れる。
- Microsoftからパッチなどをダウンロードする際、ポップアップをブロックしてしまう。 信頼済みサイトに登録せよ、とのことだが https なサイトでないと入れるのが不安だ。 とりあえず、Kasperskyの設定:アンチスパイ:ポップアップブロッカー:信頼済みサイト:に http://www.microsoft.com/* を設定した。
- データベースの手動更新にしていると、更新があるかどうかも報告されない。 1時間に1回更新されることが謳われているので、いちいち報告しても無駄だという話もある。結局さほど重い処理では無さそうなので自動更新するようにした。
- 時々ファイルの更新に失敗する。ログにも記録されるが、タスクトレーのアイコンは 何事もなかったように正常な状態になっているので不気味。
設定 †
- 設定変更はパスワードが必要なように設定
- 信頼するオブジェクトにVirtualPCのフォルダを指定しておく
- アンチスパイ:ポップアップブロッカーの信頼済みサイトに http://www.microsoft.com/* を設定
- Visual Studio 2005のdevenv.exeを信頼済みオブジェクトに登録
Norton Anti Virus 2006 †
- アンインストールしても、symlcsvc.exe が サービスとして動いていて、サービス停止時(シャットダウン時)にエラーに なってしまう。サービスの起動を自動から手動に替えて止めておいた。