無線LANアクセスポイント

最近、無線LANの調子が悪い。
コピーしていると時々引っかかったように止まっては動き出したり、
ブラウザでアクセスしている時も、タイムアウトと出たあともう一度アクセスすると正常に
アクセスできるとか、無線LANでなくてもよくありそうな症状が続いていた。

無線LANのアクセスポイントまで ping -t 192.168.11.100 といったコマンドで調べると、
時々500msを超えたりタイムアウトが出たりしているようだ。ただ、日や時間によっては
現象が出ないこともある。有線LANにすれば問題ないし、別のPCから ping で調べても
現象が同じなので、無線LANの経路がおかしいことは間違いない。

最近、近所の無線LANが増えていることは気がついていたが、混雑が原因なのかどうかは
分からない。近所のアクセスポイントの専有チャンネルや電波の強さを表示してくれる
inSSIDerというソフトを試してみたが、2.4GHz帯域は11nになって専有幅が広がったので、
実質的にチャンネルをずらせなくなっているのが分かっただけで、調子が悪い時に固有の
現象を見つけることはできなかった。

これ以上の原因究明は面倒なので、アクセスポイントを買い換えて様子をみることにした。
買い換えついでに 5GHz帯に対応したアクセスポイントを選んでみた。ノートパソコンと
iPhone5は5GHzに対応しているようなので、無駄にはならないようだが、プリンターや初代
iPad、比較的最近買ったノートパソコンなんかでも5GHzに対応していないので、2.4GHzの
設定も残しておく必要がある。SSIDとパスフレーズさえ同じに設定すれば、
従来つながっていたものは設定し直さなくてもそのまま使うことができる。

あと、iPhone5を5GHzで使おうとするときは2.4GHzのSSIDを削除しておかないと、
先に2.4GHzの方につないでしまい、肝心の5GHzを使ってくれない。

iTunesを起動する際に「動作を停止しました」と出て起動できない現象も出ていたが、
無線LANが安定すると起こらなくなったようだ。無線LANの不安定さがアプリケーションまで
影響することがあるような気がする。iTunesは、有線LANで使っているとき、ネットケーブルを
抜いたり挿したりした際に、同じLAN内の機器を探そうとしているような挙動をするが、
これが無線LANが不安定だと時間がかかってしまい、Windows 7のアプリケーション起動時の
チェックに引っかかってしまうのではないかと思われる。

交換前の2.4GHz専用のアクセスポイントの単純な故障である可能性も否定できないが、
アクセスポイントの乱立が原因としたら、5GHzに逃げてもそのうち混雑してしまうのは
避けられず、根本的な解決ができればいいのだが。

[[カテゴリ/トラブル]]


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