emacsのアウトラインモードを使ってツリー状のドキュメントを編集
さくらのレンタルサーバー †
ここさくらのレンタルサーバーに最近インストールされたemacsを使って、 何処からでもツリー状のドキュメントを編集できるようにしてみる。
まず日本語で書けるかどうかだが、C-\ による漢字変換はだめすぎる。 久しぶりにこんな変な漢字変換に出会った。
端末ソフトによってはうまくいかない可能性があるが、 TeraTermのUTF-8モードでうまく漢字を入力できている。
/.emacs は、以下のように設定
(set-language-environment "Japanese") (set-terminal-coding-system 'utf-8) (set-keyboard-coding-system 'utf-8) (set-buffer-file-coding-system 'utf-8) (setq default-buffer-file-coding-system 'utf-8) (set-default-coding-systems 'utf-8)
TeraTermのキー配置 †
TeraTermのsshからコンソールモードのemacsを使っていると、 PageDownキーがうまく動作しないことに気が付いた。
『TeraTerm で Insert/Home/Delete/End キーの入力 - fj.os.linux | Google グループ』によると、PageDown や End キーのコードが入れ替わっているように設定されているようだ。歴史的な意味があるのかもしれないが、 どう考えても変なので『ここ』を参考に KEYBOARD.CNF を編集した。
;Insert key Insert=338 ;Home key Find=327 ;PageUp key Prev=329 ;Delete key Remove=339 ;End key Select=335 ;PageDown key Next=337
キーを押したときにどんなコードが出ているかは od -t a コマンドで調べた。TeraTermの配布状態では PageUpキーを押すと esc [ 3 ~ と表示されるが、望む設定は esc [ 5 ~ となって欲しい。
LogMeTTという付属のタスクトレー常駐型ランチャーで起動しているので、さくらのレンタルサーバーに接続するときだけ SAKURA.CNF を読み込ませようと、マクロで connect の引数に /K=SAKURA.CNF を加えてみたのだが、これもなぜか読み込んでくれない。
KEYBOARD.CNF ファイルカスタマイズする方法は、TeraTermをバージョンアップしたときなどに毎回やる必要がある、他の接続セッションに影響が出るかもしれないなど問題が多い。
あと、TeraTermでさくらのレンタルサーバーにログインすると、TERM=xterm になるのだが、TERM=vt100 emacs で起動すると、色は変なもののオリジナルのPageUpコードでも使えるのが不思議だ。